Youtubeがすごい曲をレコメンドしてきました・・・。シンガーソングライターのうぴ子さんが、木村花さんの死をきっかけに作った曲だそうです。タイトルは、歌詞の中にも出てくる「匿名の檻」だと思われるのですが、「人殺し」になっている場合も多く、最初はそうだったのかもしれません。さすがに過激すぎるので変更したのかな?
あの事件には私もとても心が痛みました。今はもう探せなくなってしまったのですが、ファンの方が花さんの人となりを語る記事に、きっと本当は優しい女性だったんだろうなと思わせるものがありました。誹謗中傷の元になった番組の方は見ていないのでその記事のイメージしかなく、もうかわいそうでかわいそうでなりませんでした。
一緒に暮らしていた猫ちゃんはどうなったんだろう?というのが当時気になっていたので、今ならわかるかもしれないと思って検索してみたところ、亡くなる直前に所属する会社の寮の前にそっと置いて行かれたそうです。そこから部屋への帰り道をどんな気持ちで歩いたんだろう。
「指先で人が殺せる時代になったよ」、「手を下さずに人を殺せる時代になったよ」という歌詞、本当にそうだなとやるせない気持ちになります。
あの事件で一番やるせないなと思ったのは、花さんが亡くなった途端に山のようにあった誹謗中傷コメントの多くが削除されたというニュースでした。
いつも思うのですが、普通はコメントしようと思ったら先に他の方のコメントも見ますよね?書こうとした内容とほぼ同じコメントが先にあったら、いいねボタンでも押して終われば良いわけですが、誹謗中傷コメントを書く人って他人のコメントはおろか元投稿の内容すらよく読んでない場合が多いように見えます。
それは、道義的責任からの発言ではなく、単なる憂さ晴らしが目的だからなんだろうなと思っています。だから、相手が亡くなった途端に節操なく消すわけで、なんの信念もないのでしょう。SNSと関わる目的は様々で、常に信念を持って発言しなければならないわけではないですが、辛辣な言葉で相手を批判する行為に信念がないなら単なる無礼な迷惑行為ですよね。
ヴィーガン関連のツイートには読んで決して気持ちよくはないコメントが付きがちです。私自身はさほどコメントされることもなく、されても受け流せるのですけど、それは今の年齢になったからであって、もっと若くて多感な時期だったらひどく傷ついただろうなぁと思います。
受け流せるような心境になったもう一つの理由は釈迦の思想を知ったからです。お釈迦様の生の言葉というのは、日本に暮らしていて普通に見聞きする仏教の教えとは驚くほど違うので、悩み多き方は一度触れてみることをお勧めします😊ただ、これまた強く思うのが、もし私がもっと若い時に釈迦本に出会っていたならたぶん消化できませんでした😆
どなたの教えだったか思い出せないのですが「私、10年後もこれに悩んでるかな?と考えてみて、悩んでないなと思ったら大したことじゃないと判断します。」という考え方も、平穏な心を取り戻すのにとても役立っていて気に入っています。
悲しきかな、若くて繊細な方々がヴィーガンとして生きるには辛いことが多い世の中ですが、自分なりの受け流し方を見つけて欲しいなぁと思います。戦う力はもっと大事なところで使いましょう😉