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ツイッターとインスタグラム

 ツイッターとインスタグラムの違いについて、以前からぼんやりと感じていたことが言葉になったので書いておこうと思います。

ツイッターから去る人々

 私がヴィーガンアカウントを作ってから1年ちょっとの間に、何人もの素敵なヴィーガンさんがツイッターを去ってしまいました。インスタグラムで元気に過ごされている様子がわかる方もいらっしゃるのですが、さほど親しくさせていただいてたわけではない方については近況を知る術もなくなりとても淋しく思っています。私もインスタグラムのアカウントを一応持ってはいるのですが、投稿はゼロ件で完全に閲覧専用となっています😛

 私がインスタグラムを活用していない一番の理由は、PCから扱いにくいことです。ツイッターにしろFacebookにしろ、投稿はすべてPCから行っていまして、スマホを全然使いこなせない人だったりします😂二番目の理由は、特に載せたい写真がないことです。みなさんの写真が素敵すぎて映えない自分の写真を投稿する気になれないんですよね😆

何故インスタグラムは居心地がいいのか

 去って行かれる方の多くは理由を明確におっしゃらないのですが、タイムラインが荒れる騒動があった後にいなくなってしまう方が多いので、そんなことの積み重ねが理由の一つではあるのかなぁという気がしています。そして、インスタグラムでも批判的なコメントが皆無なわけではなさそうなのですが、ツイッターよりも居心地が良い理由、荒れにくい理由って何なのだろう?とずっと思っていました。その理由に自分なりの答えが見つかったので書いておこうというのが本日のブログです😊

Honey’s Farm Sanctuaryさんのインスタグラム

 前回のブログHoney’s Farm Sanctuaryさんのロックん&パクちゃんのことを書いたので、とびきり可愛い動画を一つ引用させてもらおうかな~と思ってインスタグラムの投稿を遡って見ていました。すると、場所の確保や医療など当初にかかる費用の寄付を募る投稿の中に「インスタグラム以外のSNSでの拡散はしないで欲しい。」というオーナーさんのコメントを見つけ、引用のお願いはしないことにしたのでした。

 オーナーさんが拡散ツールをインスタグラムに限定したい理由は「以前に他のSNSで意図しないことが起こったため」なのだそうです。おそらくそのSNSとはツイッターで、意図しないこととは思いもかけない中傷がたくさんあったということなのではないかなぁと想像しました。当時はまだ私がヴィーガンアカウントを始める前で、どんなことがあったのかは全くわからないので本当に個人的な推測でしかないのですが。

もんたちゃんのツイッター

 そこで思い出したのが、少し前にあった猫のもんたちゃんのお散歩に関するツイッター上での出来事です。もんたちゃんは、普通なら長くは生きられないくらいの重い障害を抱えている猫ちゃんです。里親さんの献身的な介護により、もんたちゃんなりの幸せな日々を過ごしている様子がYoutubeで配信されていてとても人気があります。Instagramの方ではちょっとしたネタ動画が上がることもあって里親さんのセンスを感じます。ちなみにネタ動画と言ってももんたちゃんに無理に何かをさせる等は一切ありません。ネタバレになるので詳しくは書けませんが、そこがまさに面白いポイントだったりします。

 そんなもんたちゃんですが、今の小康状態に至るまでには大変な苦労や葛藤があったようです。状態改善のための一つの打開策になったのがお散歩でした。(詳細は里親さんがnoteに綴っておられます。)以前に私もつるちゃんのお散歩について書いたことがあるのですが、猫にとっても五感で自然と触れ合うことは楽しく、良い刺激となるようです。もんたちゃんにも良い影響があったそうです。ポテポテとゆっくりお庭散策を楽しむ様子が評判となり、地元である福島県糸島市の観光大使にも選ばれました。

 しかしながらそのことが広まるにつれ、ツイッターではハーネスやリードをつけずにお庭散策をしていることに対しての非難が始まりました。(この騒動をきっかけに私はもんたちゃんを知りました。)迷子や事故の危険性を誘発してしまうことから、有名な猫ちゃんがリードをつけずにお散歩する姿を見せるのは良くないという指摘でした。

 里親さんの「一度動画を見てみて欲しい」、「Youtubeとインスタは穏やかです」等のコメントから、そこに答えがあるのだろうなと思って見に行ってみました。概要欄のリンクからnoteでこれまでの経緯を読んだり動画を何本か見てみた結果、もんたちゃんにリードをつけろという指摘は適切ではないなぁと考えるに至りました。指摘された方は、経緯をご存知ではなく普段の投稿も見ておられなかったのではないかなと思います。

 もんたちゃんは本当にポテポテとしか歩けませんし、里親さんは常にもんたちゃんに気を配っています。迷子の危険性はまずありませんし、お家は田舎にあって敷地も広く事故の危険性もほぼないと思います。経験のある方はよくご存じだと思いますが、ハーネスをつけると健康な猫でも慣れるまで上手く歩けなくなります。もんたちゃんのことだけを考えればハーネス装着にはデメリットしかありません。脱走防止への配慮を見せるという世間体のためにハーネスを装着することは、私には妥当なことだとは思えませんでした。

 私も、実情を知るまではもっともな指摘だと思っていました。でも、他ならぬ自分の猫のことです。誰がハーネスをつけてなかろうが、放し飼いをしていようが、必要だと思ったら自分の頭で考えてその子にとっての最善をつくすものではないかなと思います。猫にもいろんな子がいます。我が家の猫たちにしても、つるちゃんならリードを木にくくりつけて目を離している瞬間がありますが、ごもちゃんからは絶対に目を離しません。つるちゃんは、リードが絡まったり帰りたくなった時など困ったら必ず鳴いて私を呼びますが、ごもちゃんは自分でなんとかしようともがいてしまうからです。猫は怪力の持ち主なので、本気を出せばハーネスごとき簡単に外すことができます。

ツイッター炎上の特徴

 ツイッターの批判コメントを見ていると、元ツイの背景やリンク先、別の方のリプライ内容などをほとんど確認せずに書かれているものが実に多いと感じます。私も引用リツイートをリツイートしようとして「まずは読んでみませんか?」と怒られることがあるので人のことは言えません。センセーショナルな見出しだけを見てリツイートしそうになることがあるというまさに実例です。

 しかし、賛同する場合ももちろんそうですが、特に批判コメントを書く場合にはやはり批判対象についてある程度確認するべきだと思うのです。でもそれが行われないところにツイッターの特性があるなぁと感じています。一つのツイートに無数の批判コメントがつくという出来事が私には理解できません。しかもたいていみな同じような意見です。一部の天才を除いて人間が考える事なんて大差ないので、全く同じことを書いている人が既にいる可能性は高く、そこにいいねを押すだけで良さそうなものです。一切読まずに書いているとしか考えられません。似たようなコメントが山ほどあっても読み切れるものではありません。もはや、元ツイの方に何かを伝えることが目的ですらないように見えます。言いたいだけ、書きたいだけ、になっているように思えるのです。

 事前に確認をすることは、相手のためでもありますが、的外れなことを書いて後悔しないよう自分のためでもあるはずです。身分を隠して匿名という檻に守られた中から好き勝手に書いて、それが見当違いだったとしても痛くも痒くもないということなのでしょうか・・・。

 

インスタグラムとツイッターの違い

 インスタグラムはまず画像ありきです。インスタ映えと言う言葉があるくらい、基本的には賞賛を集めるような画像を投稿して共感を得るツールです。つまりは「見せたい人」と「愛でたい人」のツールなのかなと思います。自然と平和な世界になりそうですよね😊

 一方、ツイッターは「物申したい人」のツールなのかなと思いました。何かを言いたい人がいて、それに乗っかってプラスで何か言いたい人と、それを否定して持論を言いたい人が集まる世界。荒れる下地にはなりやすそうですよね😅

 また、インスタグラムの場合はフォローしていない人の投稿がタイムラインに流れてくることはないので、「嫌なら見に来なければいい」わけで、わざわざ見に来て批判コメントを書くと言うのはツールの性質上かなり違和感があります。

 一方ツイッターは、元ツイの方を知らなくてもフォローしている方がリプライを書けば目につきますし、「〇〇さんがいいねしました」やトレンド機能など、もともと知らなかった情報が目に触れる機会が多いです。最たるものはリツイートで、フォローしている方のリツイートによって新たな情報を目にすることも大変多いです。これらの拡散能力に長けた特徴が、批判的な人を呼び寄せてしまう負の側面にもなっていそうです。

ヴィーガンの啓蒙はインスタの方が良い?

 私がツイッターのヴィーガンアカウントに投稿を続けている理由のひとつは、同じ志を持つ人が一人でも増えてくれたらいいなぁというものなのですが、この目的のためにはインスタの方がいいのかなぁ?とも思われるのでした。しかし、残念ながら私もどちらかというと物申したい人で、愛でていただけるような写真も撮れないし、ツイッターに居座るしかないかな~と言うのが今のところの結論です😆

 大変長くなってしまいましたが、最期まで読んでくださりありがとうございました‼

 

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Honey’s Farm Sanctuary

来年度のステッカー

 前回のブログで、WWFを退会したことと毎年手帳の裏に貼っていたWWF会員ステッカーの代わりをどうしようかなぁと思っていることを書いたのですが、割とすぐ決まりました😊

来年の手帳の裏表紙には、Honey’s Farm Sanctuary さんのロックん&パクちゃんステッカーを貼りました~🥰新しい手帳にステッカーをまっすぐに貼るという恒例行事が無事に終わり、もはや年末気分です😆

ロックん🐷パクちゃん🐷ステッカー

ファームサンクチュアリとは

 「サンクチュアリ」が野生動物のための自然保護区なのに対して、「ファームサンクチュアリ」は畜産動物の保護施設です。日本では現在 Honey’s Farm Sanctuary さんと オープンセサミ さんの二か所のみです。老齢や怪我、病気等により廃棄処分寸前の個体を引き取って、余生を過ごさせてくれる場所です。営利目的の施設ではないので、運営はオーナーさんの献身と善意の寄付で成り立っています。

ロックん&パクちゃん

 ロックんとパクちゃんは、猫と同じくらい小さな子豚の時に養豚場からレスキューされ Honey’s Farm Sanctuary さんへと引き取られました。保護されるまでの生育環境や選択的繁殖による数々の疾患を、オーナーさんの献身的ケアで乗り越えてきた様子がインスタグラムに綴られています。

グッズ紹介

 ステッカーと一緒に可愛いTシャツも購入しましたよ~😊

こぶたTシャツ⭐︎アイボリー
⭐️ロックメッセージ オーガニックコットンTシャツ⭐️

 上のTシャツやステッカーはサンクチュアリーグッズ一覧に掲載されているものです。一番下の「もっと見る」ボタンはぜひ押してください。たくさん出てきます😊

 全品 SOL DOUT になっているのですが全て購入可能です❗

 インスタグラムの公式グッズアカウントにDMで希望の商品を伝えると確認の折り返しがもらえます。合計金額と入金方法を確認し、入金完了を連絡してからの受注生産となっています。受注生産ですので注文してから手元に届くまで少し時間がかかりますが、可愛いグッズの購入が支援にもなるなんて嬉しいですよね🥰

 なお、インスタグラムをよくご覧になっている方なら、オーナーさんにグッズ販売の作業をされる時間はないのでは・・・とご心配されるかもしれませんが、そこのお手伝いされている方がいらっしゃいました😊

ペイパル支援

 10月から毎月の定額支援も始めてみました。ハニーズさんを応援する方法はいろいろあって、公式HPに支援方法の一覧があります。ペイパルアカウントを使って1回分の支援や毎月自動引き落としの支援が可能で、金額は任意に決めることができるようになっています。

スイーツ購入での支援

 ヴィーガンロースイーツの収益からHoney’s Farm Sanctuaryさんへ寄付をしてくださっている料理家さんもおられます😊

miki 🌱vegan(@atelier__miki) (mikiさんのインスタグラム)

atelier miki (mikiorganic.com) (mikiさんのオンラインショップ)

もう販売期間が終わってしまったのですが、先日「栗ームブリュレ🌰」を注文してみました。

大きな栗が入っていました♪
蓋を開けたところです!
材料は全てオーガニックです♪

添えられた直筆の説明文にmikiさんの真摯な人柄が感じられました😊スイーツはとても美味しかったです😍素敵なブッシュドノエルも3種販売されていましたので、クリスマスに向けてご興味のある方はぜひインスタグラムの商品紹介をご覧になってみてください❣

支援に込める思い

 Honey’s Farm Sanctuaryさんのインスタグラムは、動物たちがみな幸せそうで本当に癒されます。

 ロックん&パクちゃんの愛らしい様子を、動物は好きだけれどお肉は食べているという方にぜひ見て欲しいなぁと思います。養豚場の豚さんたちは、感情に乏しくただ餌を食べて体を太らせ何もわからないうちに息絶えているのではありません。日々とてつもない数の個体が生まれて間もない頃から暴力にさらされ、成長するにつれ痛みと精神的ストレスに苛まれ、最期には壮絶な恐怖と苦しみを味わっています。それもまだ生後6か月という子供の時期にです。それらのことも知って欲しいのですが、まず最初に、豚さんたちが豊かな感情と個性を持っているということを知って欲しいです。Honey’s Farm Sanctuary のような環境で暮らせば、こんなにも穏やかな表情と、お世話する人への愛情を見せてくれる愛おしい存在なのです。

 ある日いきなり完全なヴィーガンになる人というのはあまりいない気がします。気づいた時から関心が向くようになり、より多くを知るようになり、避けたい気持ちがどんどん強くなっていくケースが多いのではないでしょうか。ロックん&パクちゃんが、最初のきっかけとして多くの人の心に触れることを願って、微力ではあるのですが支援して行きたいと思っています😊